お知らせ

2022/12/26 弓道部員が寒空の元、弓道場の安土(的を立てる場所)を整備しました。

弓道場の安土は、過去の整備記録を確認しても5~6年以上は安土の整備をした記録がなく、弓道部員もいなかった時期には日常の手入れもされておらず、安土は乾燥して大きく崩れてしまってしまい、堅い層がむき出しとなり、矢もあまり刺さらないようになってきていました。

乾燥して大きく崩れてしまった安土は日常の整備だけではきれいに整えることが難しく、部員の増え始めた2年前から大規模な安土整備を計画したものの、大掃除を行う冬休みがコロナの影響で活動がおこなえず実施できておりませんでしたが、今回ようやく大規模に実施することができました。

近隣の材木店さんのご協力により大量のおがくずを提供いただき、顧問の指導の下、安土の土台となる手前から矢の刺さる範囲を中心に全ての土を掘り起こし、固まった土を砕いて、おがくずとよく混ぜながら水を多く含ませながら押し固めて、朝から1日かけて整えることができました。多くの部員が初めての安土整備を経験し、途中から先の見えない作業にモチベーションが下がる時もありましたが、きれいに整う形が見え始めたところから、次第に自分たちで安土の凹凸を細かく確認しながら、こだわりを出し始め、最後までやりきることができました。完成後には、練習で矢が刺さり、穴があくのがもったいないよね。と口にするくらい達成感を得ていたようです。

最後に、2022年の練習でお世話になった的をきれいに貼り直し、新年からもきれいに弓道場が使えるように大掃除を行いました。