校長挨拶

竜ヶ崎南高校のホ-ムペ-ジをご覧いただき、ありがとうございます。

竜ヶ崎南高校は、1983年(昭和58年)に開校し、今年43年目を迎えます。本校は、茨城県南部の龍ケ崎市と利根町に位置し、南に利根川、北に筑波山を臨む自然豊かな場所にあります。龍ケ崎市は、伝統行事「撞舞(つくまい)」や般若院のしだれ桜の他、龍ケ崎コロッケや龍ケ崎トマトが有名であり、利根町は、日本の民俗学の父といわれる柳田國男が幼少期を過ごした場所として知られています。

本校は、「すべての教育活動は生徒のために」という基本理念に基づき、生徒が将来に向けて自律的に活躍できるよう、様々なプログラムを用意しています。また、タブレット等のICT機器を使用した授業や教育ICTツールの導入、インターンシップなどを通じたキャリア教育の充実を目指す他、地域連携・地域貢献にも力を入れています。

 40周年を起に始まった「竜南ひまわりプロジェクト」は、これまで地域の皆様と協力し、福島の復興支援を目的に実施してきました。この取組みは、福島県のひまわりを種から育て、収穫し、増やした種を福島県に返すことで、地域と学校が連携し、福島県の雇用創出や防災教育につなげることを目的としています。令和6年も、PTA、同窓会、地域の皆様のご協力のもと、収穫した種を福島県に届けることができました。今年も「竜南ひまわりプロジェクト」を実施していく予定ですので、引き続きご協力をお願いいたします。

 本校は、令和6年度、就職希望者全員の進路実現と4年制大学進学者10名を達成しました。生徒の多様な進路希望に応えることができる学校であり、1人1人を、大切に丁寧に、指導・支援できる学校です。中学生並びに保護者の皆さまにも、体験入学や学校説明会にぜひ一度足を運んでもらい、本校の雰囲気を感じていただければと思います。オンリ-ワンの学校として、地域の皆様、保護者の皆様、同窓生の皆様からも愛される学校目指して、努力してまいります。今後も、ご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

                     

令和7年4月1日     

茨城県立竜ヶ崎南高等学校長 須藤 一道